神戸の北区や西区等を中心に広がる里地里山は、大都市神戸の持つ魅力であり、生物多様性にとっても重要な資源です。
古来より、里地里山は、農林漁業を育み、持続可能な技術を創出し、食文化や祭事など市民の生活文化の基盤となってきました。しかし、現在では、高齢化、過疎化、生活の変化によってその自然環境が大きく荒廃しつつあり、その保全活用策とIT活用は急務です。
今回、森林資源学の研究者として里地里山の資源循環の促進に取り組んでこられ、2024年1月より神戸市副市長として、神戸市のSDGs戦略、政策づくり、実践に関わっておられる黒田慶子氏をお招きし、クラウドサービスを通じた森林資源の活用システム「MORI TAGシステム」を含め、神戸の里山の資源把握と循環的利用の再開に向けて、ITの活用可能性とその展望をお聞きします。
日時
2024年9月18日（水）18:30～19:30
プログラム
18:00 受付開始
18:30～19:10 黒田副市長による講演
19:10～19:30 講演を踏まえた会場との質疑応答、意見交換、トークセッション
場所
KOBE Co CREATION CENTER（神戸市中央区三宮町1-9-1 センタープラザ9階）
https://maps.app.goo.gl/f54qaw2dFKmxcBC89
参加費
無料
※定員50名
※どなたでも参加できます。
申込方法
申込フォーム https://forms.gle/DG3V6SmUXnMq3D3c7
申込締切
2024年9月17日（火）まで
講師
黒田慶子 氏（神戸市 副市長）
1985年から森林総合研究所においてナラ枯れなど樹木の萎凋病の発病メカニズムや里山保全の研究に携わる。2010年、神戸大学大学院農学研究科教授に就任し、2022年の退職後は神戸大学名誉教授、京都大学生存圏研究所特任教授として活躍。また、日本森林学会の会長・理事などを歴任。2024年1月に神戸市副市長に就任し、SDGsに立脚した政策の企画・立案などを担当。
著書としては、「森林病理学」朝倉書店、「ナラ枯れ被害を防ぐ里山管理」林業改良普及双書など。
主催
地域ICT推進協議会（COPLI）
後援
KOBE Co CREATION CENTER（一般社団法人 大学都市神戸産官学プラットフォーム）
