COPLI会員の皆様
皆様におかれましては一層ご隆盛のこととお喜び申し上げます。
平素は地域情報化の推進に格別のご理解、ご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。
今年度も「COPLI忘年会」を以下のとおり開催いたします。
COPLI会員の皆様同士の交流を深める絶好の機会にしたく、ご繁忙とは存じますが、
万障お繰り合わせのうえ、ご出席くださいますようお願い申し上げます。
《2024年度 COPLIセミナー&忘年会》
日 時 12月5日(木)17:00より
場 所 ニューラフレア
住 所 兵庫県神戸市中央区明石町18-2 大協ビル 3F (JR三ノ宮駅 徒歩15分)
https://maps.app.goo.gl/DLsELyyVcJDME9Um8
会場HP https://www.potomak.co.jp/shop/981/
次 第 16:30- 受付開始
17:00- セミナー「現代日本語最大のバグ ー ローマ字」
松田謙次郎 氏(神戸松蔭女子学院大学 文学部英語学科 教授)
17:45- ナイトタイムエコノミーと街の回遊性とについて
(視察委員会、スマートシティ推進委員会)
18:05- 会員講演① CiPPo株式会社
「デジタル大臣賞を受賞、その後の展開」
18:17- 会員講演② 株式会社DIIIG
「世界10億IDの人流解析とデジタルマッププラットフォームで観光DX」
18:30- 忘年会 開始
20:00 終了
定 員 60名(要事前申込・先着)
会 費 無料
なお 準備の都合上、ご出欠を以下Googleフォームにて
12月2日(月)までにご通知くださいますようお願い申し上げます。
▽2024年度 COPLIセミナー&忘年会 参加申込フォーム
https://forms.gle/VWBhq7xgoyVJN72t7
【セミナー】現代日本語最大のバグ ー ローマ字
長年放置され続けてきた、日本語のローマ字のつづり方について、近々文化庁の審議会から方向性が出されます。名前や地名でヘボン式を使うことは、現代の日本人にとって一般的になっていますが、実は表記の統一化はなされておらず、あらゆるものがデータとして扱われている時代にあって、厳密さが求められています。AIとの関わりも含め、我々が知らないローマ字の世界について、お話をいただきます。
【講師】 松田 謙次郎(まつだ・けんじろう)氏
神戸松蔭女子学院大学 文学部英語学科 教授
文学士(1984年3月 上智大学) 文学修士(1986年3月 上智大学大学院) 哲学博士(1995年12月 ペンシルバニア大学大学院)
学部時代に言語変化と言語変異の面白さに目覚め、以来30年近くずっとかかりきりです。修士では沖縄市郊外で進行中の音変化を追い、その後東京方言のら抜き言葉の分析に熱中し、博士論文では東京方言の格助詞「を」のバリエーションを取り上げました。このテーマは、その後第2言語話者の言語変異に発展しました。2004年のある夜にネットサーフィンで国会会議録の大いなる可能性に気付いてから、何かと国会会議録を使うことが多くなりました。 いずれも今でも興味を持っているトピックですが、現在頭の中心を占めているのは、国語研の岡崎敬語調査のデータ分析と、法令に見られる言語変異の分析です。前者は半世紀にわたる敬語と敬語意識の変化をどう捉えるかが興味の中心で、パネルサンプルとトレンドサンプル2種類のデータから、何が言えそうかをあれこれと考えています。後者は「究極の書き言葉である法令にも言語変異が存在する」という事実に対する単純な驚きがその出発点です。 言語変化と変異の問題は、未だに飽きることがありません。増える一方の国会会議録のように、言語変化と変異に対する興味と驚きは増す一方です。
▽2024年度 COPLIセミナー&忘年会 参加申込フォーム
https://forms.gle/VWBhq7xgoyVJN72t7
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