あらゆるモノがインターネットによってつながる「IoT」の進展によって、既存の産業構造も大きく変わりつつあります。
このような状況下で、ものづくりの民主化も進んでおり、従来の大手製造業の「メーカー」だけでなく、
個人のレベルでも「メイカー」として関わることができるようになっています。
また、ハードウェアとソフトウェアの境界も曖昧になり、
それらの境界を行き来しながらものづくりを進めていくことが重要になってきました。
そうした流れを受けて、いきなり完成品を作るのではなく、試作品を少しづつ作りながら、
都度フィードバックを得て軌道修正をしていく「プロトタイピング」の手法が注目されています。
そこで、今回は、博報堂アイ・スタジオにて15年にわたってクリエイティブ・ディレクターを務めてこられた
望月重太朗さんに講師をお願いし、これからの時代におけるものづくりに必要な考え方をご教示いただきます。
なお、この入門編を踏まえ、
来年度には応用編のワークショップも企画していく予定です。
年度末のお忙しい中ではあると思いますが、皆さま、ふるってご参加ください!
▲Makerプロジェクト メンバー
【日時】 2019年3月25日(月) 18:00~20:00(その後、懇親会予定)
【場所】 神戸市勤労会館 406号室
【参加費】 無料
【講師プロフィール】
望月 重太朗(もちづき じゅうたろう)
株式会社REDD 代表取締役 / デザインディレクター
UMAMI Lab 代表
武蔵野美術大学 非常勤講師
2003年、博報堂アイ・スタジオ入社。2019年1月、REDD inc. 設立。
デジタルを中心としたクリエイティブディレクション、アートディレクション、
未来洞察からのストーリーライティングを軸に様々な企業や
商品のプロモーション/ブランディングの企画立案・制作に従事。
2014年よりR&D部門を率い、PechatやLyric Speakerを始めとした
120を超えるプロトタイプ、新規プロダクト&サービスの企画・開発や、
既存のデザイン思考にとらわれない独自のデザインメソッド
「Connective Design Framework」の開発を行う。
また同年より5年連続でSXSW Trade Showに出展し、
日本におけるSXSWエバンジェリストとして日本各地で数多くの講演等を行う。
2018年、MediaLab Amsterdam(オランダ)との連携プロジェクト
Co-Deの立ち上げ、国連の難民支援組織であるUNHCRとの連携による
クリエイティブプログラム「R-School」の開発、
高知県の農産物販路拡大コーディネーターとして
農産物の価値を最大化するためのセミナー講師、
UMAMI Labを通じ日本が本来持つサスティナブルデザインの可能性模索など、
デザインの力で領域を拡張し新しい文化を創るためのプロジェクトにも多く携わる。
国内外の広告賞にて受賞多数。
その他活動として、武蔵野美術大学 非常勤講師、宣伝会議教育講座 講師、
Border Sessions 2018 オフィシャルスピーカー、
SXSW2017 オフィシャルスピーカー、
Cannes Lions 2016 オフィシャルスピーカー、
China International Ad Festival オフィシャルスピーカーなど。
講師プロフィール 詳細↓
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